
気付けばもう9月。
いい加減8月分のご報告を…と思ったら、なんと7月分のご報告さえまだだった事に気付き、青ざめています。
7月も、どうぶつ基金さんの不妊手術無料チケットで、小郡市と鳥栖市の猫の不妊手術を行いました。
今回は10匹。
10匹中、7匹が女の子で、4匹妊娠していました。

それぞれお腹の中に3匹、5匹、5匹、7匹の胎児がいました。
10匹不妊手術をして20匹の堕胎…。
命を守る活動をしながら、堕胎をお願いしなければならない現実。
複雑です。
そして、改めて猫の繁殖能力の高さを思い知らされました。

今回手術をした猫の中に、1匹だけリリース出来ない子がいました。
全盲の猫です。
餌やりさんからお預かりした時に視力が弱い様な気はしていたのですが、餌やりさんは「健康だ」と…。
しかし術後、シェルターでお世話をして下さっていたメンバーさんから言われました。
「あの子の目、全く見えてない気がするんよね…。」
翌日、慌てて獣医師さんの元に向かいました。
・全く見えてない。
・光さえ感じていない。
・外での生活は厳しい。
・室内飼育をおすすめします。
との診断でした。
まだ、1歳未満の猫です。
幼猫の時に酷い風邪をひいた際、医療にかけて貰えずに全盲になった様です。
すぐに餌やりさんに診断結果をご報告しました。
すると餌やりさん、あっけらかんと
「そうですよ。あの子は小さい時からそうなんです。」
あたかも当然の事かの様におっしゃいました。
全盲の猫を生み出してしまったのが誰なのか。
全く自覚が無い様でした。
猫の事を思うと悔しくてたまりませんでした。
なんとか怒りを抑えて「室内飼いをして頂けないか」お願いをしました。
答えはNO!
理由は「野良猫だから。」「飼っている訳じゃないから。」
それならば“うちのシェルターで面倒をみさせて下さい”とお願いをし、渋々承諾されました。
そもそも「飼っていない」と仰る時点で、餌やりさんは所有権を放棄されている訳です。
所有権放棄をしている相手方に対して“所有権を下さい”と言うのもおかしな話(+_+)
でも、身勝手な餌やりさんにそんな常識が通用するとは思えなくて(-_-;)
野良猫がかわいそうだからと「ご飯だけをあげて医療にかけない」とこんな不幸な猫が生まれます。
自己満足で、猫を不幸にしないで下さい。
全盲になってしまった猫の名前は灯(あかり)ちゃんにしました。
実は灯ちゃんも今回の手術で堕胎をしました。
何も見えない中、妊娠をし堕胎させられた灯ちゃんが私は不憫でなりません。
そして、今まで辛い思いをしてきた分、出来る限り安心してぐっすり眠れる場所を提供してあげたいと思います。
どうぶつ基金さんのTNR集中プロジェクトは来年3月まで続きます。
不妊手術をしないまま猫に給餌をされている方、この機会に不妊手術をして下さい。
これ以上、不幸な猫を生み出さないで下さい。
どうか負の連鎖を断ち切って下さい。
二度とないチャンスです。
「NPO法人さくらねこサポートOGORI」は、殺処分ゼロを目指す公益財団法人どうぶつ基金の協働ボランティアです。
どうぶつ基金が発行する「さくらねこTNR無料不妊手術チケット」を利用してTNRを行っており、チケットを使用して行った不妊手術費用については全額どうぶつ基金が負担します。』
NPO法人さくらねこサポートOGORI
