先日は、親子猫の預かりボランティア募集に沢山のお声掛けをありがとうございました。
広島県、宮崎県、北九州市、福岡市、唐津市、大野城市、鳥栖市、小郡市…。
様々な地域から挙手頂きました。
皆様本当にありがとうございました。
とても心強かったです。
結果、小郡市近郊で既にケージをお持ちの鳥栖市の方にお願いしました。
17:00
保護の為、現地へ向かいました🚗💨
まずはママ猫を保護する為に、保護器を設置。
空腹のママ猫は10分程でイン✨
その後すぐに仔猫達をキャリーに移し、急いで鳥栖市へ🚗💨
預かりボランティアさんのお宅に着いてすぐ、準備して下さっていたケージに仔猫3匹を移しました。
続いてママ猫を。
暫くしたら仔猫2匹はママ猫のお乳を探し始めました。
しかし、一番小さい子が行きません。
ただ…鳴くだけ。
ママのおっぱいの近くに寄せてもダメ。
ミルクを飲ませないと!
近くの薬局に走りましたが犬用ミルクしか無くて💦
急いで自宅にミルクとシリンジを取りに帰りました。
預かりボランティアさんがミルク作りと授乳をして下さいました。
でもなぜかすぐに鼻からミルクが流れ出ます。
不安になって、にこねこ保育園のママさんに連絡。
23時10分、にこねこ保育園さんが来て下さって授乳。
それでも同じ状況でした…。
助けたい一心で、パパとママと3人で夜間救急病院へ向かいました。
そして…。
レントゲン検査の結果、先天性の奇形を持っている事が分かりました。
“口蓋裂”でした。
産まれて3日間ミルクが飲めていませんでした😢
酸素室に入って点滴で糖分を入れて頂きました。
獣医師さんからは、非常に厳しい状態だと告げられました。
そして、今命を繋ぐ事が出来ても今後複数回手術を受ける事になるでしょうと…。
詳しい検査を続けるのか?判断を迫られました。
私は…。
どうしても諦める事が出来ませんでした。
とんなに難しくても、精一杯やれる事はやってあげたいと思いました。
パパさん、ママさんも同じ気持ちでいて下さいました。
夜間救急病院の開院時間は、朝4時迄ですが、
転院先の病院の開院時間まで入院させて頂ける事に。
ミルクを飲ませる為に一旦帰宅されていたパパさんママさんにその旨をご連絡。
私は翌日の為に帰宅させて頂き、翌朝8時にママさんがお迎えに行って下さいました。
月曜日の朝8時、ママさんが夜間救急病院から、ハレルヤさんへ転院させて下さいました。
そちらで診察を受けた結果、入院するまでは無いとの事。
但し「この子が生きるのは大変。」と言われたそうです。
入院はさせずにすみましたが命を繋ぐ為には、1時間〜1時間半おきのカテーテル授乳をしなければいけませんでした。
にこねこ保育園には、ミルク飲みの仔猫が沢山いて、ただでさえ大変な毎日を過ごされています💦
それでもなんとか💨とママさん、初めてのカテーテル授乳に挑戦して下さる事になりました。
別の病院へカテーテル授乳のコツを習いに行って下さったりもしました。
写真は、低体温を防ぐ為にペットヒーターと毛布で身体を温めている様子です。
そして、4日経った26(木)の夜。
突然ママさんから電話が入りました。
「ホープちゃん、亡くなりました。助けてあげられなくてすみません。」
ママさん、泣いてました😢
パパさんとママさんには一番大変な事をお任せして、そして悲しい思いをさせてしまいました。
謝るのは私の方です🙇
そしてお二人には本当に感謝しています。
「ホープ」という素敵な名前は、パパさんがつけて下さいました。
“生きてほしい”という願いが込められていました。
ホープは本当に短い生涯でした😢
今度は、強い身体で産まれてきてね。
ホープは、本日パパさんとママさんのお宅で火葬して頂きます。
最後に…。
先天性の口蓋裂について調べてみました。
原因の1つに、出産前の母猫の栄養不足がありました。
ホープの母猫は、飼い主のいない猫です。
ご飯を充分に食べられていなかったのかもしれません。
飼い主のいない猫が産んだ子には一定の割合で口蓋裂の子がいるのかもしれませんね。
やっぱりTNR!
頑張らないと💨💨💨
NPO法人さくらねこサポートOGORI